2018年7月22日日曜日

私のオーディオ遍歴 ~第7期~ 続き

2011年 56歳 ~ (茨城県つくばみらい市在住)

音の上流はネットワークオーディオに変更し、取り扱いはかなり向上しましたが、プリアンプ以降の下流は従来のままでした。

・一番不満があったBOSE スピーカーシステム AM-5Ⅲを売却し、Linfof工房さんより、スピーカーユニット+手作りエンクロージャーのものを購入しました。
スピーカーユニットはマークオーディオのALPAIR6ペーパーコーンで、エンクロージャーはブラックウォールナットの無垢材のものです。
綺麗に伸びる繊細な高域、はっきりとすっきりとした中域、ユニットの口径からは想像出来ない豊かな低域で、これぞHiFiという感じの音を出してくれました。
エンクロージャーも綺麗で高級感があり、リビングのソファーもブラックウォールナットで、とても統一感がとれております。
 マークオーディオ ALPAIR6ペーパーコーン ブラックウォールナットエンクロージャー (2011/01/16)

・プリアンプ及びメインアンプについて、特に不満はありませんでしたが、筐体がどちらも大きくまたメインアンプについてはかなり重く、発熱も気になり、作り付け専用ラックに収めた事もあり、今後、年を取っていくにあたり取り回し出来なくなる傾向を懸念し、大手オーディオメーカー品より変更する事にしました。
DACの電源と同じメーカー製で、出力10Wのアンプ(ボリューム付、入力切替3系統付)を入力切替を5系統に増やし、ボリュームはリモコン式に変更し、筐体は全く別物にカスタマイズしたものにしました。
音質については、今までのパワーアンプに比べて一枚ベールが剥がれたようでクリアに見渡せる感じになり、音源の情報量をすべて引き出しているかのようです。高域はさわやかにすっきりと伸び、低域はタイトによくしまり十分制動しているようです。ボリューム位置については9時から10時で音量が十分となり、本当に10W?という感じです。気持ちよく楽しく音楽が聴けそうです。
 エルサウンド EPM-10W改 (2011/02/21)

・DACについても、ヘッドフォン出力・光入力・DSD対応機能のあるものに変更しました。
色付けがなくニュートラルな音で、低域がより低く締まって力強くなりました。今思うと自作DAC PCM1781+CS8416の音はかなりいい音でコストパフォーマンスに優れたものだったと思います。
 FOSTEX USB/DAC HP-A8  (2012/10/21)
・このFOSTEX USB/DAC HP-A8についても、以前にC-200でチューンした「GC#16チューン」を、以前と同じ映像機器・オーディオ機器のチューン専門店に依頼しました。(2015/07/16)
中低域がより出てくるようになりました。

・C-200の操作についてですが、C-200の液晶画面を見ながら本体ボタン或いはリモコンで操作するか、リモコンでテレビに接続したC-200の画面を操作するか、C-200を操作可能なiPhoneアプリで操作するかの3通りがありますが、リモコン以外は操作感が非常に悪くまたジャケット画像の表示も出来ませんでした。リモコンはそこそこ操作感もよくジャケット画像も表示されますが、音楽を聴く為に毎回テレビをつけなくてはならず不便でありました。
調べてみると、ネットワークオーディオの分野で主流な汎用コントロールアプリ「PlugPlayer」などで操作が出来れば、iPhone或いはiPadだけでジャケット画像も表示され、快適な操作感で使用出来るようですが、C-200については残念ながら出来ませんでした。
そんな中、バッファロー(BUFFALO) DELA HA-N1AH20がファームウェアのアップデートでUSB-DACの接続に対応したという記事を見て、ネットワークプレーヤーの一部の機能をN1が持つことにより、今までパソコンに接続していたUSB-DACをN1に接続することによってネットワークプレーヤーと同等の使い方ができるようになり、ネットワークオーディオの分野で評判の良かったiPhoneアプリの「LUMIN App」が使用可能ではないかと思い、思い切って購入する事にしました。
思惑通り「LUMIN App」は使用可能でした。iPadでの使用は、ジャケット画像もかなり大きく表示可能で、操作感も非常によく、レスポンスもよく、ストレスなく使用出来ております。
C-200とNASの組み合わせは、起動に時間がかかったり、動作が不安定な場合がありましたが、バッファロー(BUFFALO) DELA HA-N1AH20は起動も20秒ほどで素早く、動作も安定したおります。
QNAP ターボNAS TS-110との音質差ですが、大きな違いは感じられませんでしたが、操作感・レスポンス・安定性の向上は何にも代えがたいものです。
 バッファロー(BUFFALO) DELA HA-N1AH20 (2015/06/27)

・アイソレーショントランスを導入してみました。透明感アップの目的で、色付けはしないで、家庭用コンセントからの汚れた電気を一旦リフレッシュさせます。
予算もあり、アンプ・DAC・DELA HA-N1AH20ともに消費電力が小さいので容量は120Wのものを選定しました。力強さはやや低減されたかなと感じますが、聞き疲れしない方向に向かいました。
 ノグチトランス アイソレーショントランス PMC-120EZ (2016/11/03)

・スピーカーの置き場所が作り付け専用ラックの上の為、大理石ボードをスピーカーの下に使用しておりましたが、それでも音量に比例してラック上板の振動が大きくなっていました。この専用ラックラックの悪影響を効率的に遮断する事で、音の濁りを大きく低減し、音質の透明感を大幅に高め、ストレスのない音場空間の広がりを実現する為、フローティングボード導入してみました。
謳い文句通り、透明感が改善され、エコーの濁りが低減することで、スピーカーから澄み切った音が広がって出るようになり、フローティングタイプにもかかわらず、低音も損なわれずにしっかり出ています。
 フローティングボード AIRBOW WFB-0115-1 (2018/07/03)



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